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2010年8月31日 (火)

愉快な民主

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僕はこの写真を見て

「マウスのコード束ねたまんまやし。」

と、思いました。

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2010年8月30日 (月)

24時間なんとか

本日のマイテーマは

「しない善より、する偽善」




毎年、この日になるとやってしまう
偽善度チェック



腹の黒さ  29%
知的偽善度  39%
勇気ある行動  26%
天使の光  100%



私は【本当の善人級】なのである。



そしてその善人の僕が、この日になると呟く言葉。


「この感動乞食どもが。」



向こうのラクダと手前のラクダの顔が大幅に違う件



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当然私は手前のラクダにまたがったワケだが、そのことからも私が「本物級の善人」ということが、うかがい知れよう。



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2010年8月27日 (金)

バベル

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143分。長い。

え?この映画の監督は「21グラム」を撮った監督と同じ人?
というぐらい下がる下がる。

アメリカ、モロッコ、メキシコ、日本の4つの物語がひとつに繋がってゆくという群像劇なのだが、それぞれのエピソードが、ああもう、どーでもいいや状態。
四つの物語が上手にリンクしていないのが、どーもいけない。

モロッコサイド
冒頭の山羊飼いの少年の自慰行為シーンで、いきなり気分が萎える。どうも下品なんね、映画の色調が。
で、呑気に観光バスを標的にライフルの試し撃ち。んでアメリカ人女性を直撃。災難だ。
子供の馬鹿さ加減にイラつくのなんの。

アメリカサイド
撃たれた女性はケイト・ブランシェット。やっぱ名優ですな。この映画の唯一の救いかも。
旦那役のブラピとの関係修復旅行。ブラピの熱演もケイト・ブランシェットで影が霞むなあ。


メキシコサイド
ベビーシッターのおばちゃん。息子の結婚式のためにメキシコに帰りたいい。
ブラピ夫妻の子供を預っているが、ブラピたちが事故のため身動き取れない。で、子供を連れてメキシコに旅立つが、何てったって不法就労のため話がこじれてややこしくなる。
家政婦役のおばちゃんの悲壮感は良かった。いや良くないけど。


日本サイド
菊地凛子は聾唖の女子高生役。オヤジが役所広司。
オヤジが狩猟旅行でモロッコに置いて帰ったライフルが少年の手に渡るという設定。
他のエピソードとの接点がこれだけだし・・・。

豪華高層マンションに住む親子。娘が聾唖で親や世間とのコミュニケーションを歪ませているところが創世記のバベルの塔をモチーフにしているので、他の3つのエピソードとは独立しているのだ。
という好意的な見方はしませんよ、おらは。
相当このパートは陰で湿気てる。
菊地凛子の体当たり演技が評判になってたけど、役どころとして反則じゃないかと。


あれだな、自慰行為や覗きとかパンツを脱いで誘う女とか鶏の首を絞めるシーンとか実際に見かけたらドン引きだから。
それを映像だからといってそのまま表現してしまうところがセンス無しということなんだろう。

メセージは言語、繋がり、さらに民族や宗教の壁。てなとこですかな。
でも、この映画から流れてくる得体のしれない不快感はなんだろう。

「21グラム」は好きな映画だけに残念。

といいつつ、退屈はしかなったけど。



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2010年8月26日 (木)

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「むちゃくちゃ不況でんがな・・・。」
ちょいと仕事の波が激しすぎる。



しがない自営業者である私は多少なりとも御利益をと近所の神社にお参りに行ってきた。



街なかにありながら、そこだけがぽっかりと時代に取り残されたような佇まいが気に入って、たまに寄ってしまう。



ぱんぱん。「おいしい仕事ががっぽがっぽ入って、うはうは儲かって飲めや歌えの大騒ぎになりますように。」


どこからともなく声が聞こえてきた。
「あんさん、賽銭10円では、そら無理でんがな。」
振り返ると狛犬がこっちを見ていた。いかん、暑さのせいで幻覚が・・・。



そんなこんなで、失職した時のための予行演習としてハローワークに行ってきましたよ。





まず、今現在、私が失業したとして、仕事はあるのだろうか。



ハローワーク前は結構な人だかり。うん、不況だわ。
入ってすぐに、受付兼案内所があったがいきなり「し、仕事をくだせえ・・・。」つうのもなんだから前を素通りする。


受付では金髪、よれよれのジャージでサンダル履きのにいちゃんが巻き舌で何やらしゃべっていた。



まあ面接じゃないんだからどんな格好でもいいのだろうが、「キミ、無理。」と失格の烙印を押させていただいた。
そんな私のジーパンからパンツがはみ出していたのは言うまでもない。


いよいよハローワークの神殿とも言える、就職斡旋エリア。
どきどき。私に

ぴったりの仕事を見つけるのだ。

しかし今は、すべてパソコンで検索するのだすな。
フロアには100台以上ののパソコンが並び、その殆どが人で埋まっている。
100人ほどの人がいるのに咳払いひとつ聞こえてこない。求人票をプリントアウトする音が聞こえるだけの一種異様な光景である。
うん。不況だ。




希望としては、週休二日で、残業は少々、交通費支給、社保完備、給料手取りで月50万、賞与は年2回で夏は給料の3ヶ月、冬は4ヶ月分。



まずこれらの条件を入れる。
そして年齢、性別、希望勤務地、会社の規模など。


「希望条件に該当する件数は0件です。」


ああ、わかっているよ、そんなこと。






ま、いきなり初めての職種で年下のクソガキどもに顎で使われるのも嫌だから、現在進行形の職種で検索をかける。




おっさん、グラフィックデザイン、給与不問、残業OK、諸手当不問、メタボ、カラオケ嫌い、酒好き



キーワードとしてはこれくらいだろうか。


「希望条件に該当する件数は2件です。」




神戸市内全域で2件だけ。
(兵庫県というのは沖縄を除いたら常に就職難全国ベスト3に入るというのは聞いたことがある。)



webデザイナーはパラパラっとあるけど、グラフィックデザイナーは壊滅ですな。



求人票を画面に表示させる。


1.◯◯出版  給与150000円〜180000円
2.◯◯企画  給与155000円



12を掛けて、180万。
ボーナスあったとして諸経費引かれて、残業したとして200万・・・。


これでさえ、採用どころか面接まで漕ぎ着けるのか判らない。




き、今日はこれくらいにしといてやる。
次回は職種の幅を広げて再挑戦だ。




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2010年8月25日 (水)

あと10年の・・・・

先生、正直に言ってくださいっ!!

「あと3年ですね・・・・。」

「えっ?」

てな余命宣告をされるとショックのあまり死んでしまうかもしれないが。
先日の健康診断で・・・・・。


「あと10年ですな・・・・・。」

なんじゃ、こ中途半端な年数は。長いような短いような判断に苦しむ微妙な年数はっ。


「あのねwinosさん、ああた今のままでは10年後にぽっくり逝っちゃっうかもですよ。ってことです。」

ああ、おどろいた。どきどきどき。

「コレステロール値、血糖値、中性脂肪値、血圧・・・・」

「へえ・・・・。」


「肉は控える、魚中心の食事、運動をする、酒も控える。いいですね?」

「へえ・・・・。」


駅の階段で動悸息切れはするけど、老眼で小さい文字は全くもって見えないけど、大学生の甥っ子と腕相撲をしてそれ以来3ヶ月間右肩が上がらないけど僕は大丈夫です。





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2010年8月24日 (火)

バンコック・デンジャラス

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観る映画、観る映画、ニコラス・ケイジが出てくる。
この節操のない露出頻度はなんなんだ。

昔、チャールズ・ブロンソンが「人気のあるうちに稼ぎまくって老後に備えるのだ。」と言っていたけど、ニコラス・ケイジの場合はカツラ代とフェラーリ代が嵩んでいるようで。

で、映画を選ばなくなると当然質が落ちてくる。

今度は「殺し屋ジョー」でバンコックに行ってスナイパーなのだが、やっぱバンコックは普通に人と一緒にゾウも歩いているんだな・・・。いいな。

ジョーは冷酷な殺人マシーンなのだが、現地で雇った子分に情が移ったり、薬局屋のおねいさんい惚れたりして、全然クールじゃない。しかもニコラス・ケイジの顔自体が困ったちゃん系なので「私は失敗しない・・・。」とゴルゴみたいなセルフを吐いても思わず、ぷぷぷと笑ってしまうのあった。

ああ、愛しきニコラス・ケイジ。





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2010年8月23日 (月)

これが東京だ

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生まれて初めて東京タワーに登った。
つうか見るのも初めて。

マーライオンとか札幌の時計台みたく(どっちも見たこと無いけど)「あら意外と小さいのね。」と二階建アパート程度を予想していたのだが。

でかい
これはでかいですぞ
しかもタワーの中にマクド(マクドナルドのことだ)もあるのだ。

・・・・・

まあ、そんなところだった。


あと新宿というところと池袋というところに行ってみたのだけど、人が多い。
なんでこんなに人がいる。人多すぎ。
あまりの暑さに立ち止まり休憩していると、後ろから突き飛ばされ後から来る人に踏みつけられる。
「おねげえですだ。助けてくだせえ・・・。」と訴えるも誰も気がついてくれない。

これが都会というものなのか。

駅だってすごい。
中央線やら山手線やら構内で迷う迷う。

ちょいとググッたらJRだけで
山手線、京浜東北線、中央線、総武線各駅停車、京葉線、埼京線、
東海道線、東北(宇都宮)線、高崎線、常磐線、総武本線、横須賀線

JR駅構内だけで一生を過ごすことも可能であると思われる。

ううう。
それに新幹線がプラスされ、地下鉄やら私鉄やら・・・。

もうiPhoneのグーグルマップ大活躍で一日でバッテリー終りましたわ。
いやあ大阪もいい加減、人が多いけど東京は更にすごい。

普段過ごしている神戸でさえ人が多くてウンザリしているのに、目が回ってしまって這々の体で帰ってきた。


最近行ったところで言えば、滝野(兵庫県ね)の駅で電車待ちをしていたら次の電車まで1時間待ちでその間誰にも出合わなかったとか、
草津(滋賀県ね)の駅を降りたら、車は走っているものの見渡すかぎり人っ子ひとりいない、とか。

この都会と地方との落差はなんなのじゃろう。




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2010年8月20日 (金)

怖いところ

いえね、明日から所用で東京に行くのだけど


マクドナルドのことをマクドと言ってはいけんのだしょ?


綺麗なおねえさんとすれ違っても「ねいちゃん、ケツぷりぷりやのう。」とか言ったら逮捕されるのだしょ?


エスカレーターで右側に立ったらドツキ回されるのだしょ?



関西ではすべてオッケイなのだよ。



ああ、怖いところだよ。




カツアゲされたらどうしようね。






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2010年8月19日 (木)

かいじゅうたちのいるところ

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多分原作の絵本は、その昔家に転がっていたと思う。
絵は魅力的だったから覚えているが内容はあんまり覚えていない。
おかんに叱られて、かいじゅうの国に行って遊ぶんだっけ。

映画はスパイク・ジョーンズの実写版で、相当ダークな味付け。
んで、主人公のクソガキが可愛くない。癇癪持ちで、おかんや姉ちゃんにかまってもらえないと荒れる荒れる。物は壊すわ、地団駄踏みまくるわ。おらはこんなガキ嫌いです。

そんなガキだからカイジュウの島に行っても「わしは王様じゃけんのう、おまえら瞬殺だぜよ。」とだまくらかしよるのですわ。ああ、やだよ。

カイジュウたちもカイジュウたちで人間社会の縮図みたいなところで、嫉妬や疑心暗鬼、不仲に暴力、こじれまくっております。
暫定王様になったガキは、カイジュウたちと踊ったり要塞を作ったりと、一時は和やかな雰囲気を作ったのでしたが、やっぱガキはガキ、複雑なカイジュウたちの心を解きほぐすには至らず「わし、やっぱ帰るわ。」と帰ってしまったのでした。


こんな原作かよ。


いやーー、子供を育てるのは大変ですな。

着ぐるみのカイジュウと音楽はいい感じでした。

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2010年8月18日 (水)

ノウイング

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写真のおっさんはニコラス・ケイジである。
ニコラス・ケイジの映画にハズレなし。と思っていたのだが最近はハズレばっかである。

写真のおっさんはニコラス・ケイジである。
多分カツラである。
カツラをもってしてもこれだけデコが広いのである。ハリウッドの特撮技術もアデランスもあんまし大したことない。

しかし映画のジャンルは僕の大好きな終末ものである。

50年前のタイムカプセルに入れられた謎の数字の走り書きが、実は未来に起こる出来事を予言するものだった・・・。
うわーーー、もうドキドキものですやん。

ニコラス・ケイジもちゃっちゃか謎を解き明かすし飛行機や列車事故のシーンは迫力満点だし、盛り上がるだけ盛り上がって、

オチは「そこ」へ向かうのであった。


だから「そこ」とか「夢でした」とかアメリカ映画は嫌いなんだよ。

でもアメリカ人て、なんで庭先のコンロでソーセージ焼きたがるんだろね。

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2010年8月17日 (火)

パラノーマル・アクティビティ

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やっぱ盆と正月はホラーでしょ。
と相当話題になりつつ、評判芳しくなかったこの映画、借りてきた。

いやはや、これもフェイクドキュメンタリー系ですな。
うふふふ。
ふふ。

これ、怖いっしょーーーーー。

いや、怖いよ、これ。

途中、登場する霊媒師も「いや、オレ無理だし。」とソソクサと帰っちまうし。(なんか知らんが霊媒師もさじを投げるっ!)

主人公のケイティは夜中に1時間以上も立ったまま彼氏を見下ろしてるし。(妄想族としてはこの状況は死ぬほど怖いっ!)
あーた、夜中にふと目を覚ましたら傍らに相方が立って見下ろしている状態を想像してごらんなさいな。
金をかけたCGクリーチャーや特殊メイクモンスターより、暗闇に立つヨメの方が怖いっしょーーーーっ!!!!

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2010年8月16日 (月)

ハンニバル

二度と観ることはないと思っていたが、「羊たちの沈黙」「ハンニバル・ライジング」が変にツボに嵌ったようで息子が「ハンニバル」を観たいと言いだした。

「・・・・、いや、やめといたほうがいいと思うけど・・・。」と一応は止めたのだが、「僕は大丈夫♪」と明るく言い放つもんだから借りてきましたわいな。
しっかし誰に似たのやら・・・。
こんな映画を・・・。

それにしても「ハンニバル」で画像検索かけると焼肉の写真だすなよう。

そういえば、この映画は公開当時映画館に行ったっけ。
それなりに客は入っていたようだったけど、一番印象に残ったのは映画が終了した後の劇場内の奇妙な一体感。みんな、うつろな目で軽く笑みを浮かべている。
当時の僕は変態だったので(今は変態じゃない)一人で観に行ったのだが、やはりカップルとか友人同士で来ている客が多く帰りのロビーでの会話が面白かった。

「・・・。どうする?」
「えっ?そうだね。ゲーセンでも行く?」
「あ、いいね。」

とか

「あ、そうそう、早く帰って洗濯物取り入れなくちゃ・・・」

とか

「あら、ミッチー、そのバッグなかなかいいじゃない。」

とか。

みんな、やっぱ映画を観た後は映画のことを語ろうよ。


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そんな息子は、

「あ、そうそう宿題しなくっちゃ・・・。」


と、自分の部屋に引き上げていった。

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2010年8月 9日 (月)

シャーロック・ホームズ

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ダークなロンドンの街並みはバッチリ好みで萌えたんだけど、こんな阿片窟に出入するような小汚いアイアンマンはシャーロック・ホームズじゃないし。

子供の頃に読んだシャーロック・ホームズは紳士だった・・・。
どっちかと言うと、ジュード・ロウ扮するワトソン君の方がイメージ近いかな。

ま、アクション映画としては楽しめたけど、謎解き要素が殆ど無かったのが残念。

でもこれってガイ・リッチー作品だったんね。リボルバーで変な方向に走って、それはそれで結構好きだったりしたんだけど、普通っぽく軌道修正なんだろうか。






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