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2010年9月21日 (火)

タイタンの戦い

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神と人間の戦い、ということで
だいたい人間が神に戦いを挑んで適うのか、と思うのだけど、神は神で「人間の分際でっ」と傲慢だし、人間は人間で「神だと思って図に乗りやがって」と、これまた無謀なことを。

出てくるクリーチャーはちょっと気持ち悪くて、それはよかったのだけど、映画は大して面白くもなく、でも家族は「なかなか面白かった」と言うておったので、まあ面白いのかもしれない。

ギリシャ神話は全くもって疎いのだけど、ポセイドンとかゼウスとか出てきます。

問題はメデューサ。
あの体と髪が蛇で、目が合うと石になってしまうという怖い女の人。

気合入れて映画観てなかったので、うろ覚えなのだが、ポセイドンの求愛を断ったとか(求愛を受けてポセイドンの嫁さんの怒りを買っただっけ?)、あたしゃ美人なのよう、と調子ぶっこいてポセイドン嫁が嫉妬したとか。
どーでもいいけど、痴話喧嘩つうか三角関係つうか、いったい何処が神やねん、やってることは人間やん・・・と、メデューサは蛇の魔物にされるほど酷いことをしたのか?と、もう不憫で不憫で。
その上、主人公のペルセウスに首を切り落とされちゃうし。涙なしには観れない。

その主人公のペルセウスは、サム・ワーシントンという人だそうで、どっかで見たことあるなあと思ったら「ターミネーター4」「アバター」のお兄ちゃんだった。

でもワシントンじゃなくてワーシントンと何でワーーと伸ばすんだろうと気になった。

わーしんとん、わーしんとん。

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2010年9月17日 (金)

Leotard DE Go Go

先日、久しぶりの友人と飲みに行ったのだけど、その時に心温まる話を聞いた。

友人の会社の先輩の話。



その先輩は長い間彼女がいなかった。

しかし春がやってきたそうだ。

彼女はエアロビだかスポーツクラブのインストラクター。




おお、なんかええやん。


そして、デートを重ね、いつしか・・・
あれですな・・・





ねんごろ。へへへ。



ある日、彼女の家に遊びに行ったそうな。



んで、あれだよ。

「あ、こんなところに干しぶどうが・・・。つんつん」とかやっていたんだよ、きっと。




いつしか気持ちも高ぶり二人の思いは桃源郷。


そしてその先輩は、かねてからの思いを口にしたそうな。






「す、すまんが・・・・・、






    レオタードを着てくれんか?」






彼女は一瞬黙って、先輩の目を据え言ったそうな。





「ついに本性を現しやがったな。ヘンタイ野郎。」







私は友人に言った。

「で?で?どうなった?」



「レオタード着てくれたそうですよ。」








レオタードっていいよね。

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2010年9月15日 (水)

雑記

菅に決まったとたん円高。
市場は菅政権をバカにしてるんだすな。
と思ったら取ってつけたように為替介入で円安・・・・。
焼け石に水のような気がするのだけど。

代表戦の二人の演説をライブで聞いた。
(小沢支持じゃないけど)どっからどう見ても小沢の方がまともなことを言っていた。
官僚依存の政治を抜けださなくてはいけない。そして私は責任を持つ。
素晴らしいじゃないですかー。

一方の菅は、過去の業績をつらつらと羅列した後は、支援していただいたお礼。
政策語れや。

不思議なのは、脱官僚に期待ができるのは、小沢より菅という世論調査。
この3ヶ月、官僚の言いなりになってきた首相に何を期待しているのだろう。
ま、マスメディアは世論を誘導してるけんね。

世論が小沢を嫌う理由は、顔が悪いとか金に汚なそうとか、その程度の理由なんだろうけど。


で。菅夫人は「たくの主人の方の演説が断然良かった」と。
そら小沢の方が良かったとは口が裂けても言えんだろうが、このしゃしゃり出具合が不愉快だぜ。
おまえムーのくせに。

と、ここから3年間政権にしがみつくと仰る首相ですが、次の国会で野党にタコ殴りに会い、早々に解散総選挙。で、民主崩壊。
・・・に100000000000000000000000000000000ジンバブエ・ドル賭けるだ。

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2010年9月14日 (火)

クロスロード

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ロバート・ジョンソンはギターの腕とひきかえに自分の魂を売り渡した。
そのクロスロードの伝説を映画にしたのかいな。

ウォルター・ヒルが「ストリート・オブ・ファイヤー 」でノリノリだったころの作品というのもあって相当の期待を持って観始めた。

冒頭のモノクロ映像。四つ辻に立つロバート・ジョンソン。
およよよ。この映画は良いですよ。

どどーーん。場面は変わって、ギターを弾く少年。(ギターの吹き替えはライ・クーダーらしい)
なんとベストキッドのラルフ・マッチオ。
クラシックの音楽学校の学生なのだが、どーもブルーズに魅せられてしまったらしい。

で、ロバジョンゆかりの老人の手ほどきを受け、ブルーズの真髄を極める旅に出るのであった。
弟子入り、女の子との出会い、んで最後のギターバトル。
なんじゃギター版ベスト・キッドみたくなってきた。

で、この監督のウォルター・ヒル、確信犯なのか勘違い野郎なのか、映画自体が全然ブルージィぢゃない。

なんてったって最後のエレキ合戦の対戦相手がスティーブ・ヴァイなのですから。
ブルーズの対極みたいなギタリスト連れてきてどーする!当然、メタル早弾きで挑んでくるし。

対するマッチオ君はクラシック曲で応酬するわ、どこがクロスロードやねんっ。

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2010年9月 8日 (水)

雑記

ちょいと仕事がテンパッていて、そんなことはどーでもいいのだけど9月に入ったらダイエットと禁酒を誓っていたのだけど、ちょっと事情があってそれは来週からにしようと思ったわけで。
で、仕事がテンパっているにもかかわらず事務所備え付けの酒を飲んでしまったのですな。
そしたら酒が進む進む。
しかし仕事中なわけだから電話かけたりかかってきたりするです。
すると、電話でしゃべっている自分の声のロレツが回っていない。
だいたい今キーボードで何を入力しているのかも判らない。
電話で「あ、ろうも。お世話にしてやっておりまる。」とかもう一人の冷静な自分が「これはマズいど」とか思っておるです。
そんなこんなしている間に終電は迫ってくる。

ま、酒はほどほどに。
という話。


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2010年9月 7日 (火)

96時間

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サスペンス物としてはとっても雑なプロットなのだけど、そんなこたあどうでよくなるくらい問答無用に面白い。


「やめときなさい。子供同士での旅行はいけん。外国は悪いヤツがいっぱいだ。」
「いやや、いやや。アタシはもう17歳や。いい子にするから大丈夫やっ。」

オヤジは心配性だが娘に泣きつかれてはどうにもこうにも。

そしてきっちり人身売買組織に拉致されてしまうのである。

ここから人身売買組織の悲劇が始まるというお話し。

このオヤジがどうしようもない程強いのである。
疑わしきは罰せずどころか疑わしいやつは皆殺しなのである。もう死んでるのに弾丸ぶち込んでるし、口を割ってるのに許してもらえないし。
大藪春彦の小説を完全映画化するときっとこんな感じなのだ。

リーアム・ニーソンの淡々とした演技。普通のおじさんぶりとキリングマシーンへの変貌ぶりが楽しすぎる。たぶん、シュワルツェネッガーとかスタローンが演ると面白さは半減なのだろう。
脳みそゴリラ的な主人公より、ご都合主義ではあるが冷静に組織に迫っていく過程が結構カタルシス体験なのであった。

しかし、世の中悪いやつばっかだなあ。

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2010年9月 4日 (土)

007/慰めの報酬

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もともと観た映画を忘れないでおこうと始めたブログだけど、映画館で観たこの映画は2008年の正月映画?だったかな。2年半経ってからブログに書くつうのもどうなのよ、内容全然思い出せんし。

もともと腰は重いほうだけど、自分でも嫌になるくらい動かん。
宿題も8月31日は必ず徹夜だったし、買い物に出かけても途中で本来の目的を忘れてしまう。
って、これは腰が重いんじゃなくてただの健忘症か何かか・・・。

おっと、慰めの報酬がどんな映画だったのか書かなくては。

・・・・・・。

ええと、前作の「カジノ・ロワイヤル」の続きから始まるんだっけ。
で。

・・・・・・。


うーーん。面白かったような気はするけど・・・。

あ、そうそう、ボンドガールのオルガ・キュリレンコという変な名前の人は、めちゃ好みでした。


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2010年9月 3日 (金)

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

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何が凄いかって題名が凄い。

「最近何か映画観た?」って聞かれたら
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬・・・かな。」

もうこれだけで、意味不明にねじ伏せる説得力がある・・ような気がする。何をねじ伏せるの判らんけど。


トミー・リー・ジョーンズ主演にして初監督作。
俳優がメガホンを取ると、思いっきりコケるか頭でっかちな作品になるというイメージがあるけど、トミー・リー・ジョーンズはナカナカいい感じ。程良くクセがあると思うのだけど面白いかどうかというと微妙なバランスだな。

第二のイーストウッドを目指したのか・・人種差別やら友情やら暴力を散りばめつつ、物語の進行も時間軸を弄って・・・。うーん。ちょい頭でっかちかな。

不法入国者メルキアデスが、不運な事故で射殺されてしまって、ツレのトミー・リーが「落とし前つけろや。にいちゃん。」というお話し。

やっぱアメリカ人は「正義」押し付けが強引だなあ、と思いながらもトミー・リーの美意識というかこだわりが結構好きだったりして。
ロードムービーというのもポイント高かった。

「ゲッタウェイ」や「ガルシアの首」を連想する埃臭い映画はサム・ペキンパー的ですねん。


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2010年9月 2日 (木)

炭水化物×炭水化物

焼きそばロールはオッケー

焼きそばをおかずにご飯も大丈夫

うどんライスもラーメンライスもおまかせだ

スパゲティもナポリタンならアテにいける

家に帰ったら冷麦とご飯だった

うわっ。iPhoneからの投稿めんどくせー

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2010年9月 1日 (水)

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

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久々に観直してみたけど、ドキュメンタリーの素晴らしさというか、まったりと気持ちのいい映画。

これを観た当時、ライ・クーダーのアルバムは何枚か持っていたのだけど、だいたいこんなイメージだった。


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で、映画が始まってバイクでテケテケテケとやってきたのが


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だ、誰?これ誰?キューバのおっさん?

と、そんなことはどうでもよく、ライ・クーダーがいなかったら、キューバ音楽を知ることもなく人生を過ごしていたのだなあ、危うく損するとこだったぜ。と思うのであった。


しかし、南米の社会主義国というだけで暮らしぶりはどうなのよ?というイメージがあるものの、比較的治安がよい・・・といった認識しかなく、情報もほとんど入ってこないキューバ。

建前上は貧富の差がなく、不便ながらも明るい我が家・・・んな訳ないだろうけど、画面からは慎ましいながらものどかな雰囲気が溢れている。

実際は決してそうではなく、経済面はもちろん職業の選択の自由や言論、行動の自由も大いに束縛されているようである。

日本は日本で、皆好き放題ぶちまけているが、出る杭は打たれるというか、正論は封じ込まれているというか・・・。

最も成功した社会主義国なんて評価は、日本人全員が洗脳されているみたいで有難くないちゅうねん。


しかし見苦しいほどの、首相のポストにしがみついている管を見ていると、脳ミソが沸騰してくる。
そんな時は、キューバミュージックでクールダウンなのである。


管が勝って、3年間政権しがみつきになったら、子ども手当も高速道路無料化もぶっ飛ぶよ。
すべての法案が通らないんだもんな。

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