2009年12月16日 (水)

CHINESE DEMOCRACY

今日は待ちに待ったGunsのライブ。
うーーん、楽しみである。

いつもより早起きして、ミネラルウォーターだけの朝食を済ませる。
早出して仕事を片付けるのだ。

夜の7時からだから、5時半には事務所を出なくちゃいけん。がんばろう。


と、思ったら、もうすでに7時じゃないか。
なんてこったい。

でもまだ大丈夫だろう。1時間遅れは序の口。
アクセルの調子が良ければ2時間は遅れるはずである。

といいつつ9時ではないか。仕事が終わらん・・

あ"ーーーーーーーっ
今から行ったとしても到着は10時半。
私は行きたいのだ。Gunsのライブには行ったことがないのだ。


とか言ってるうちに10時を回ってしまった。
なんですかね、まだやってますかね?

どうしてくれるんだ、このチケット!!
いったい幾らしたと思ってるんだ!!

よくよく考えたら、金ないからチケット買ってなかったんだ。

なーーーーーーんだっ。

よかった、よかった。


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2008年7月18日 (金)

ワインライトでモテモテ

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ケニー・G効果をもってしてもモテモテにならなかった僕は友人から「それなら、これを使いたまい。」と一枚のアルバムを譲り受けた。



グローバー・ワシントン Jr.「ワインライト



曲名からして「ワインライト」やら「クリスタルの恋人たち」である。
もう街中の女子がイチコロに違いないのである。

「もうこれで大丈夫だね。」僕は言った。
「ぐふふ。そういうこと。先ずは部屋に女子を招待するのや。」友人は嬉しそうに笑う。

「で、このアルバムでムード作りをするわけだね。」
「そう。でやな、ワインライトちゅうぐらいやからワインを飲んで戴くのや。」
「ふむふむ。」
「そして・・・。ワインに睡眠薬をやな・・・。」
「あ〜〜〜〜〜っ。それは犯罪行為ですぞ。」
「あほ。なら、他にいい方法があるのかっ。」
「しかし、僕は、ボロは着てても心は腐りかけの鯖・・・。」
「ん?」
「しくしくしく。」
「わかった、わかった。じゃ、しこたま飲ますだけにしよう。」
「うん。でもやってることあんまり変わらんような。」
「うるへえ。」

「さて・・・。」
「うん。」
「ん?」

大きな問題が僕たちの前に立ちふさがった。
部屋に招待するような女子は一人もいなかったのである。




僕は「ワインライト」のCDをポケットに押し込み愛車スーパーカブに跨った。
「この遣り場のない怒りをハイウェイにぶつけてやるっ。」


アクセル全開。周りの景色が溶けていく。
ぶーーーーん。
しかしスーパーカブだから最高速は55km/hしか出なかったのである。





グローヴァー・ワシントン Jr.(SAX)
ビル・ウィザード(vo)
ラルフ・マクドナルド(perc)
スティーヴ・ガット(ds)
マーカス・ミラー(b)
エリック・ゲイル(g)
ポール・グリフィン(key)
リチャード・ティー(key)
ビル・イートン(key) 他


改めて聴いてみると凄いメンバーですな。



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夕暮れの僕は、だいたいこんな風だと想像してもらえばよろしいかと。





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2008年7月17日 (木)

ケニー・Gでモテモテ

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仕事をしながら聴いているFMラジオが、夜も更けてくるとAORとかフュージョンをガンガン流してくるのです。

まーー、なんて軟弱なのでございましょう。
マイケル・フランクスだのボビー・コールドウェルだの「ち。なんちゅう腰の軽い連中だぜ。」と呟くも、またこれが気持ちよいのございます。
涼しげでメロウで、しっとり、しっぽり・・・。

その昔、ホテルの最上階ラウンジなんぞでトロピカルなカクテルをすすりながら「マイハニー。スウィートを予約してあるんだ。この部屋のカギは君の心の扉を開けることができるのかい?」とか言ってみたかった僕は一枚のアルバムを購入したのでございます。

ケニー・G「デュオトーンズ

当時はスポーティなクルマが大流行で、RX-7だのプレリュードだのシルビアなんぞに乗ってこのケニー・Gを流せば、助手席のおねいさんは瞳がうるうる、唇は半開き、半ケツ、半乳、なんでもありという噂を聞きつけた僕は当時大ヒットしていた「デュオトーンズ」をチョイスしたのです。

しかし僕はクルマを持っていなかった。
仕方がないので愛車スーパーカブにまたがり、これまた音響設備がないので「デュオトーンズ」のCDを頭の上に乗せ、街をクルージングしていたわけです。
でもそんな僕を皆は気持ち悪がって相手にしてくれなかった。

「ライダーとは孤独なものよ。」と風を切る僕の背中からケニー・Gのソプラノ・サックスが流れてきました。
なんという優しい音なのでしょう。僕の瞳はうるうる、唇は半開き、半ケツ、半乳。

ちなみにこのアルバムは、軟弱野郎のくせに全米のブルースチャートにランクインした曲者でございます。
しかし軟弱野郎が故に、一部のJazzミュージシャンから「お前なんかJazzプレーヤーなんかじゃねえよ。」と非難されたりもしているのです。

しかし、ムチャウマですぞ、この人。
短音で数十分サックスを吹き続けるのですぞ。(循環呼吸)

ケニー・Gのアルバムは何枚か聴いたけど、やっぱ軟弱なので結局手元に残ったのはこの「デュオトーンズ」だけ。

未聴の方は、是非お試しあれ。
もう瞳はうるうる、唇は半開き、半ケツ、半乳。


いや、ほんとにいいアルバムです。

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2007年11月 3日 (土)

Dust In The Wind

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さてさて、カンサスというバンド、あんまり気を入れて聴いてはいなかったのだけど、この季節になると「Dust In The Wind」を口ずさんで浜辺をダッシュしてみたりする。
口ずさむといっても英語はさっぱりなので鼻歌である。
で、鼻歌でダッシュすると我ながら情けない。
一度「ふん〜〜ふん〜〜ふん〜〜〜〜♪」と歌いながら走ってみてほしい。情けないですぞ。

カンサスは知らなくてもこの曲は知っているという人は多いのではないだろうか。

70年後半から80年中頃まで活躍したこのバンド(今も活動しているらしいけど)、アメリカンハードプログレという何かワケの判らんジャンルに入っておりました。
ボストンとかスティクスですな。ジャーニーもこの中に入るのかな。
プログレといってもヨーロッパ系の長大な難解路線とは違って「わしらアメリカもんはハンバーガーばっか食っとるけん、難しいことは苦手ですたいっ!」というスタンスで、なかなかの潔さが魅力。

さて、みなさまも経験があろうかと思いますが、走っている最中に「ぷ。」とオナラをしてしまった時も情けない。
このオナラというものは曲者で、自分の意志で「ぷ。」とやると何となく嬉しい。しかし自分の意志に反して出てしまった時は非常に恥ずかしい。特にまわりに人がいたならば更に恥ずかしい。
「ぷっ。なんちゃったりして〜〜。」とか呟いてもフォローにもならない。

ええと何の話でしたか・・。
あ、そうそう走りオナラですね。

で、一発「ぷ。」と出てしまうと誰が見ていなくても恥ずかしいものだけど、これが連続して2発、3発と「ぷ。ぷ。ぷ。・・・。」と出てしまうと「おおお。これは凄げーーーっ。」
思わず「勝った。」という気分になる。
7連発、8連発という記録もございますでしょ?
こうなると走りも加速するというもんです、時速20kmぐらいで走っているとするとターボチャージャーで加速するようなものである。時速70〜80kmは出るという。

ぜひお試しください。

さて、何の話でしたかな?
あ、そうそう。カンサス・・・。

「Dust In The Wind」邦題は「すべては風の中に」。

オナラは全て風画の中に溶け込んでいくのだなあ。

せっかくの名曲が台無しだ。

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2006年8月20日 (日)

THE GREENHORNES

Green

ザ・グリーンホーンズ

映画「ブロークン・フラワーズ」のお楽しみのひとつは音楽。
おせっかい友人の押し付け「エチオピア」音楽で脱力しながら旅立つビル・マーレイがなんとも・・・だったけど、他にもマーヴィン・ゲイなんてのも。

で、「There Is An End」という曲が、気になって気になって、こりは一体誰だ?

オハイオ発のバンド、ザ・グリーンホーンズ。
この「There Is An End」のボーカルは、ホリー・ゴライトリーというガレージ・クィーンだそうで、ノスタルジックな気だるさが良い。
「Dual Mono 」つうアルバムを聴いたのだけど、全編を通して音が人間臭い。

ベースのジャック・ローレンスはヤードバーズ・トリビュート・ショーにジェフ・ベック、ホワイト・ストライプスとともに参加。
バックボーンがヤードバーズ、スモール・フェイセス、キンクスといったところにあるようで、その辺りがマニアっぽくて嬉しいですな。

ガレージってブームに乗っかるのではなく、やりたい音楽を信念を持ってやっているスタンスが末永く聴いていけそうであります。

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2006年6月28日 (水)

carlito

Carlito_1

メキシカン・ヒーロー~カリートのフェスタへようこそ!

ソウル・ドラキュラ」とか(古いね)「じんっじんっジンギスカーーーンっ」とか「めざせモスコーー」とか耳にこびりついてどうしてくれる!と文句を言ってみても気がついたら口ずさんでいて益々やり場のない怒りをどこにぶつければよいのだ。
布団に入って電気を消してもテトリスをやりすぎた後みたいに四角いのやら長細いのやら次々と上から落ちてきて思わず30分ほど脳内テトリスを楽しんだ後、激しい自己嫌悪に陥り「おっほっほっほほ。へい。」とか言ってみたりしたら、さあ大変。意識朦朧の夢うつつの中で「頬張れ頬張れ頬張れ頬張れほーほ〜〜(ソウルドラキュラはそう聞こえるのだ)」とか頭の中をエンドレスで駆けめぐる。

そんな素敵なニューバージョン
ごーーごーーカリート」ですぜ。
みんなも、脳内こびりついてしまえっ!!

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2006年5月 8日 (月)

ガンズ再び・・・

ガンズ・アンド・ローゼスがローリング・ストーンズのヨーロッパ公演オープニング・アクトだそうである・・・。

ところで、ストーンズの日本公演って良かったのだろうか・・・。
ふん。どうでもいいんだよ・・・。るるる・・・。ららら~~~。

いじいじいじ。

ところで、ガンズのメンバーって、今誰なん?


キースは、ヤシの実ジュースを飲もうとして失敗したそうだけど、無事退院だそうで。良かっただすね。

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2006年3月22日 (水)

Climax Blues Band

Climax

クライマックス・ブルーズ・バンド「25 Years

昔、貪るように聴いていたにもかかわらず何故かCDもレコードも持っていない。
多分友人から借りてカセットテープにとって聴いていたんだろう。
ふと何かの拍子に思い出して無性に聴きたくなる。でもどのアルバムかなんて覚えているはずもないし、バンド名だってあやふやである。

多分クライマックス・ブルーズ・バンドはブルーズじゃなかった。
調べてみたら結成当初はクライマックス・シカゴ・ブルーズ・バンドと名乗っていたらしいので当初はゴリゴリのブルーズバンドだったのかもしれない。

僕が聴きだした80年手前はすでにAORつうほどの様変わりをしていたらしい。
ただAOR(アダルトオリエンティッドロックですか?)と言っても軟弱な甘ったるいイメージではなく、ダルで耳障りの良いメロディ。もちろんベースはブルージィで大人ですやーーーん。

「これだっ!」
これで、おらもモテモテだぜ。
きっと世間の女の子は「あら〜、winosさんてアダルトグッズ好きかと思ってたら、音楽の趣味までアダルトなのね。もう、好きにして〜〜〜。」
・・・・・と予想したのだが、誰も相手にしてくれなかったのですな。


レッチリの「Aeroplane」「My Friends」「Under The Bridge」辺りを聴いて、クライマックス・ブルーズ・バンドを連想したので、ま、お好きな方はどぞー。

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2005年12月 3日 (土)

cream

Cream


Goodbye

クリームのリユニオン・ライブのアルバムが出ましたが、どんなんでしょか・・・。
聴きたくもあるけど、聴くのが怖い。
いつかは聴くと思うけど・・・・やっぱり怖い。

だから、昔のんでも聴こ。

なんちゅうか、三人が
「わしが一番偉いんじゃけんの。お前ら引っ込んどれや。」
「なんや、お前。わしに逆らうちゅうか。んなら、こうじゃ、こうしてやる。」

こんな毎日じゃすぐに解散もするっちゅうもんでしょう。
真骨頂は勿論ライブ。

う~~~ん。やっぱり、リユニオン・ライブはもうちょっと後で~~。

「クリーム」といえば、うちの上の息子が3歳ぐらいの時の話。
一緒に商店街を歩いていた。
ケーキ屋の店先に、巨大なソフトクリームのディスプレイが。
それを見つけた息子。ソフトクリームの置物に向って猛ダッシュ。
いきなり、自分の身長よりも高い置物を抱えてぺろぺろ舐めだしたのだ。

ううう。いじきたないぞ、息子よ。誰に似たのだ・・・。
周りは大爆笑の渦。
「きゃ~~。ぼく~、汚いよ~。」

ううう。許せ、息子よ。
とうさんは・・・、とうさんんは・・・・。






他人のフリをしてしまった・・・・。






むむむ、「クリーム」には魔力があるのだな。

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2005年10月30日 (日)

GFR

Granf_f


CCRとくれば、次はGFRなのである。
デビュー後いきなりツェッペリンの前座で全米ツアーを回りツェッペリンより盛り上がったと言う70年代アメリカンロック最強バンド。
しかし何でロックには「最強」という言葉が使われるんですかねい。
んじゃ、今の最強は?なんて聞かれると何となく、レッチリとかメタリカなんかを思い浮かべるけど、迸る暴力的なパワーを感じさせるからんでしょうか。タトゥにムキムキマッチョで頭をぐりんぐりん振り回すことも条件です。
僕にとって史上最強はツェッペリンだけど、こちらはムキムキつうよりユラユラしてたけど。

Grand Funk Railroad「Live Album

ライブバンドは、やはりライブアルバムということで。
当時世界一の大音量を出すバンドということで、ギネス入りしたそうですが。
ライブに行かずとも難聴になりそうである。

伝説として語り継がれるのは1971年の後楽園のライブ。
4万人のオーディエンスに降り注ぐ豪雨。そして雷。世界一の大音量。そら盛り上がったんでしょう。
感電を恐れてプラグを抜いていたとか、マイクを放り投げてもスピーカーからは歌が流れていただとか、口パク疑惑がまことしやかに噂されておったけど真偽の程は?

陽気で無骨でダサダサで「俺たちゃアメリカンバンド!(We're an American Band)」なんてやられるとシビレますな。
たしかこのアルバムからトッド・ラングレンをプロデューサーに迎えPOP色が強まって、バンド名も「グランド・ファンク」と短くなったんじゃないかな。

この後「ロコモーション」なんて大ヒットさせてしまったけど、僕はあまり好きじゃなかった。
機関車しゅしゅしゅ♪と手を動かすロコモーションダンス。
この軽いノリの「ロコモーション」を暴走列車GFR(実在の鉄道会社から取ったバンド名らしい)がカバーすると言うシャレに当時のファンはトホホな気分になったと思うのだが・・・・。

改めて聴いてみると、また味わい深いものであります。

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