ラッシュ
道端でおっさんが「粉を・・・。粉を〜〜〜っ!」と喉元を掻きむしりながら、のたうち回っているのを見たら110番か119番をするのが適切な対処法だが、関西ではただ単にタコ焼きかお好み焼きを欲しているだけなので無視してもよい。ヘタに声をかけるとタコ焼きをおごらされる羽目になる。
クラプトンのサウンドトラックは買い。
中古CD屋で2〜300円で売ってます。
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道端でおっさんが「粉を・・・。粉を〜〜〜っ!」と喉元を掻きむしりながら、のたうち回っているのを見たら110番か119番をするのが適切な対処法だが、関西ではただ単にタコ焼きかお好み焼きを欲しているだけなので無視してもよい。ヘタに声をかけるとタコ焼きをおごらされる羽目になる。
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職人のおっちゃんが怨念、いや負の情念を込めて創った一本のバイオリン。
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真田広之と工藤夕貴が出演。
日本人もハリウッド映画に出るようになったのだなあ。
だからといって面白い映画かといえば、面白くない。
いつものパターンでいつものオチ。
期待せずに観始めて、期待通り落胆するのもなんだか虚しいけど、息子もこんな映画は卒業して、13日の金曜日とかエルム街の悪夢とかそんな映画に目覚めてほしいもんだ。
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全くである・・・。
負け犬にはなりたくないオレは負け犬じゃないと呟きつつ、勝ち馬と負け犬のボーダーラインはどこにあるのだろう。
あまりにもメディアで騒がれ、新聞でコラムニストまでが「私は、勝ち組っ!良かった〜〜〜っ」と言い出すこの世の中。(この時のテーマが何故か、子持ちだと勝ち組、子供がいなけりゃ負け組とかいう、ふざけたことを前提に話を進めていた。相当以前の記事だったが、あまりにのバカさ加減に今でも覚えている。)
このバカコラムニストが自分で勝ったの負けたの騒ぐのは勝手だが、それを嬉しそうに全国紙に書こうという性根が気に食わん。載せる新聞社もだが・・・。
どうしても勝ち負けをつけたいのなら言ってやる。「お前は負けている。」
何に負けたのかと言うのがよく判らないが。いやーー、全く判らん。
俗に言うボーダーラインの在処は金があるか、無いかですな。
朧気な記憶だけど、「勝ち組だと感じる年収は?」てなアンケートがあった。
で、年収にして1200万だか1500万を境に「わしは勝ち組♪」と感じるのだそうだ。これが世間一般の感覚なのか?
だとすれば年収800万は負けで、500万は大負けで、300万はコールド負けで、100万は没収試合なのか?
人間とは常に自分が「○○より偉い」と思いたい動物のようである。
自分が優位でいたい。
その優位とは一体何なのだ。
金持ち度で敵わないのなら、会社の役職?それで負けたら学歴?容姿?家柄?
そういや、俺の友達の嫁さんは○○と同じ学校だった・・・。
と芸能人との接点を曰う奴もいるな・・・。
何にせよ自分の価値観が全て正しいと勘違いしている奴とは同じ土俵に上がりたくない。
ま、そんなピラミッド社会の中では底辺に位置する『ランク・ゾウリムシ』の僕ではあるが、『ランク・ミトコンドリア』の連中よりは勝っているのかもしれない。
さて勝ち組になりたい僕は、『成功への9段階プログラム』を実践しょうと思う。これをクリアすると勝ち組に入れるのだ。
しかし、このプログラムの作者リチャードは、どっからどう見ても負け犬なのである。そこがちょっと不安要素ではあるが、まあいい。
リチャードの嫁は、まともそうに見えるが隠れて煙草は吸うし、飯の支度もお座なりだからたいしたことないのだろう。息子は「無言の行」なんぞを実践しドロップアウト一歩手前だし、爺は老人ホーム追い出されるし、叔父さんはゲイで自殺未遂で目が離せない。
そんな中で唯一の救いはオリーブだけ。
この幼児体型のオリーブ。可愛くねーー。
おデブで、こまっしゃくれて、こいつ好きになれね〜〜。ところが、段々と段々と・・・。
可愛いのよ、この子。
さて、このオリーブが美少女コンテストに繰り上げ入選で決勝に参加できることになった。
つうわけで、家族総出で旅立つのだがなんせ総負け組一家。
という映画。
もう全員がドツボなんよ。
しかもこの旅が家族再生の旅かといえばそうでもない。
夢は破れる、トラブルは続く、コンテストには間に合いそうもない。
ところがどっこい、何が起こったか。
この映画のテーマは「何かにチャレンジしている奴は決して負け犬ではない。」
ファンキーな爺の言葉です。
笑って笑って気がついたら泣いていたって映画はそうそうないだよ。
この映画も作品賞としては「ディパーテッド」にオスカーをさらわれた。
僕は「ディパーテッド」も好きだけどオスカーに値する作品ではないと思う。
ま、ハリウッドの大人の事情があるのだろうけど、「リトル・ミス・サンシャイン」を愛する人たちには間違いなくこの映画の頭上にオスカーのトロフィーが輝いているのではないだろうか。
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「ロード・オブ・ウォー」
相当な社会派の映画なのだが、エンターテイメント色が強く一気に観れてしまうという不思議な作品。
だいたい僕はニコラスケイジという役者があまり好きではない。
眉毛が困ったちゃんで目がくりくりな割には可愛くないし、毛むくじゃらで臭そうだ。
でも何故かニコラスケイジの出ている映画はハズレが少ない気がする。
で、このロード・オブ・ウォーという映画、オープニングから見せる見せる。
銃弾が作られ出荷され流通し、人を殺す・・というオープニングタイトルが軽いタッチで描かれる。
この瞬間、持った湯飲みをばったと落とし、小膝たたいてにっこり笑い、「この映画は面白い!」と呟いたのである。《(c)浜村淳》。
いやテーマは重いんですけどね。
演ずるは実在の武器商人ユーリー。
成り上がりですな。手っ取り早く金を掴むには・・・。
商才もあったユーリーは、弟のウィタリーを巻込み「死の商人」の道を歩み始める。
普通なら忌み嫌われる職業なのだが、ニコラスケイジの語り口調(一人称)で進む物語のせいもあり、ついこの武器商人に肩入れしてしまう。
そんな自分がイヤですな。
映画としては主人公を肯定しているわけではない(否定もしていない)。
この世の現実はこんなものなのよ。・・・とシニカルに描かれるユーリーの半生。
一番判りやすいのはユーリーの嫁さんですな。
旦那が、胡散臭い仕事をしているとは判っていながら知ろうとしない。
自分で自分を騙し、贅沢な生活を享受するところなんぞイヤらしいなと思いつつも非難はできない。
「必要悪なんじゃい」とうそぶくユーリーも妻子には仕事を明らかにしない。
この世は騙し騙され嘘で塗り固められているのである。
さて「戦争王」と呼ばれる程にのし上がるユーリーに安楽の未来はあるのだろうか。
たぶん一杯数百ドルもするブランデーでも舐めながら、こう言っているんだろう。
「おらのバックには、チャールトンヘストンもブッシュもいるけんね・・・。」
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これは拾い物の面白い作品。
主演は、新ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ。
この映画の役どころはインテリ麻薬ディーラー。彼の名前は××××(名前がない)。
つうことは、名前を呼ばれる場面がないってことか。観ていて気がつかなかった。
切れ者で、したたかそうに見えながらもドツボに嵌っていく主人公はクールな外見とは裏腹に人間味があって面白い。
「わしはクールやもんね。おめーらと違って、ひと稼ぎしたら足を洗うもんねーー」
と引退を決意するのだが、裏社会もレイヤーケーキのように階層があってしがらみも多いのである。ちゅうお話。
階層社会であるから、大物やボスの指示には逆らえない。
裏社会であるから抜け駆けやトンズラも許されない。
内心はビビリまくりでも、冷静を装いつつ切り抜けてゆく主人公・・・。
切り抜けていってねえーー。
簡単なはずだった引退試合に何かウラがあると気がついた時はすでに遅し・・・。
だんだん追い詰められているのか、対策は講じているのか、(その辺の塩梅がクールを装っているので益々判らない)、裏をかいたつもりが嵌められていたという構図がすごくいい。
しかーーし、相当地味な映画なのは間違いない。
友人のKちゃんに「この映画面白かったよ。」と言ったら「ふ~~ん。」と気のない返事。
しばらくすると「観たよ・・。」とちょいと怒ったような顔。面白くなかったみたいだ。
で、いきなりですよ。いきなり。
普通なら「このー、winosったら~。面白くなかったよ。ぷんぷん。てへ。」とか言いながら頭をコツン。ですやん?
Kちゃんの場合は「ぼむ。」。いきなり「ぼむ。」
カッカッカッと歩み寄ってきたかと思ったら。下腹部に強烈な一発を「ぼむ。」
不意にボディブロウを受けると息ができなくなる。「ぜいぜい・・。ごふっ。げほっ・・・。」
「おらあ。口は災いの元ってかあ。」
「はあはあはあ。」
次にやかんから煮えたぎった熱湯をかける・・・。
「うぎゃ~~~~~っ!!!」
「おらあ。」ぼむ。ぼむ。ぼむっ。
仕上げはアイロン。人間アイロン。よくもここまで酷い事ができるもんだ。
Kちゃんは映画が面白くないと言いながら、影響はきっちり受けていた。
たとえば拷問シーンでも直接な残酷描写は一切見せず、拷問の後の情景で描写したり、倒れている奴を蹴りまくっている本人の顔の表情を撮り狂気を増幅させるちゅうやり方ですな。
イギリス発のフィルム・ノワールは、アメリカものとは違った恐ろしさがある。
表向きがスマートなだけに、そのギャップが怖いのだ。
さて、名無しのクレイグは組織を抜けることができるのであろうか?
ラストのやけに幸せそうな顔が印象的な一本。
佳作ですばい。
「ロック、ストック~」「パルプ・フィクション」よりも「ライアー」「フェイス」かな。
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貸映画屋には何百、何千という映画がストックされているわけです。
この中から好きなのを借りればいい。
見逃していたあの映画。ブログで紹介されていたあの映画。もう一度観たい映画。
山ほどある。あるのだよ。
で、親戚の子供たちが遊びに来ていて映画でも観ようということになった。
半額デーでもないのに贅沢なガキどもだぜ・・。と思いつつ貸映画屋に出向く。
到着すると子供たちは蜘蛛の子を散らしたようにどこかに行ってしまう。
僕はちょいワルおっさんではなく、ちょいアダルトおっさんなので「ちょいアダルトコーナー」へ走って行く。
この「ちょいアダルトコーナー」はちょっとだけアダルトなのであってAVコーナーではない。誤解してもらっては困る。
しかしちょいワルオヤジのファッションってただの極道もんだね。
・・・・昔は美しかったが今は?な〜〜〜んて思いながらサマンサフォックスとトレーシーローズのDVDを交互に吟味していたら、わらわらと子供たちがやって来た。
「これ借りたいんだけど・・・。」
惑星「犬」。
まあ、そうだね。いろんな映画があるからね。
惑星「犬」ってな映画があってもおかしくはないよな。
こんな映画をわざわざ探してくるなーーーーーーー。
さて誰も観ないだろうから内容を書くとですな・・・。
これは犬の映画だ。
実は犬は宇宙人だったのである。
それも地球を支配する為に数千年もの昔、惑星「犬」から地球にやって来たのだ。
そして調査隊の犬(一匹)が地球にやって来る。「征服計画は滞りなく完了したのか・・・。」
しかし犬は人間の友達になっていた。
んで調査隊の犬が主人公の少年と友達になって、宇宙光線を浴びて犬語が判るようになって・・・というそんな話。
いよいよ惑星「犬」から本隊がやって来る(王様と側近の二匹)。
地球の犬たちも負けてはいない(五〜六匹)。地球を支配していることにして乗り切ろうというのだ。
総勢十匹ぐらいの犬が出演。
さあみんな観ようぜ。惑星「犬」
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(痛い映画なので、家族団欒、お食事中、サイコ系スプラッタ系苦手な方はご注意。)
どうしても食事中に観たいという方は、あっさり系の素麺とか冷や奴とかをお勧め。
例えば、指チョッキーとかアキレス腱チョキリータとかイヤですよね。僕は絶対イヤだ。
いやだいやだと言いながら観てしまうのは何故か・・・。きっと夏の開放的な気分がそうさせるのでしょう。
ふぅーーー。
いやあ、ちょっと目を細めながら観てしまったものだから少し肩が凝ってしまったのだ。
後、足の裏をナイフでツンツンしたり、まあ痛いのなんの。お勧めします。いや、うそうそ、お勧めしません。
これは「肉の蝋人形」(イヤな題名だ)という1933年と1955年に制作されたホラーの3度目のリメイク作品。
普通の蝋人形館にも入るのが怖いというのに、既に廃館になった蝋人形館に入ろうというその性根が気に入らん。
しかも、人気のない怪しい雰囲気の町に迷い込んでいるのですぞ。自らトラブルに巻き込まれてしまおうという予定調和の行動が嬉しい。
巻き込まれ型ホラーの王道っす。
「悪魔の〜〜」シリーズとか「・・・・〜の生け贄」とか「十三金シリーズ」とか。
同じパクリ映画の「着信アリ2」に比べて最後まで一気に見れるのは、やはり作り手のサービス精神と本気度だろうか。
しかし「蝋」というのは良いですな。蝋人形というマニアックな世界を垣間見てしまった。蝋人形とはああやって作るのですな。
蝋人形の中には人間が入っているのですぞ。
「蝋燭」という字を書けるように練習したことを思い出してしまった。もちろん難しい方の「蠟燭」で練習したのだ。
しかし、からくり人形、教会、映画館・・・。ゴシックな雰囲気もあって、「痛い場面」が少なければもう一度観たいと思うぐらいの作品なのである。
痛いのはダメなのよ、僕。
というわけで「テキサス・チェーンソー」が大好きなみなさん、これは必見。
つうか「テキサス・チェーンソー」を観るようなヘンなやつは既にチェックしとるのだろうけど・・・。
しかし、7月に入ってからこんな映画しか観てないなあ。
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最近は「ドッジボール」とか「エコーズ」とか格調高い映画が続いたので、ここいらで息抜きを・・・・と思って借りてきた。
息抜きと言えば決まっている。缶詰のコンビーフを肴にビールでも。
そう、ゾンビ。
ゾンビと言えばロメロ。そのロメロ監督の「ランド・オブ・ザ・デッド」である。
脚本を手がけた「ドーン・オブ・ザ・デッド」の続編のような設定らしい。
うんそういえば「ドーン・オブ・ザ・デッド」はよかった。あんまり覚えてないけど。
「ドーン・オブ~」では、ゾンビが走っていたけど(これはこれで怖かった)、本家としては、やはり「ゆらゆらゾンビ」なのである。
いやもう、これはスゲーですぜ。旦那。
何故にゾンビが?という説明はなしにいきなりゾンビ。
ゾンビから逃れた人間は要塞都市に立てこもり、金持ち連中は贅沢三昧の毎日、一般市民はスラム化されたエリアでの生活。
都市を牛耳る親玉はデニス・ホッパー。いい味を出してるけど、もっとアナーキーな老人でも良かったかも。
相変わらずロメロの出す世界観は現代社会への風刺精神に溢れている。
人間たちは立てこもっているものだから、ゾンビも行き場を失って彷徨っている。この状況設定が怖い。
人間を食するシーンも丁寧に描かれていて、これまた怖い。つうかキモい。ああ、コンビーフ食いたい。
ただ今回はゾンビの哀愁というか、少し学習能力を持ったゾンビに重点を置いているのが減点かな。つまりゾンビは無垢であり無意識であり存在自体が理解不能でなければならない。
この映画のポイントが不満点でもあるのが残念。しかし、充分にロメロのゾンビを堪能しました。
生きていくだけの(死んでいるけど)ゾンビと、裏切り憎しみ争う(テロに対してとったアメリカの報復活動への抗議)人間とどちらが怖い?と問いかけているのだ。(ほんまか?)
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