2006年4月18日 (火)

prince 〜3121〜

3121

prince「3121

やっぱりプリンスは凄い。こりゃまた凄い。只今「Fury」ヘビーローテンション中。
ファンクとロックの匙加減が絶妙なのですな。
「The Word」のアコギとサックスの絡みは鳥肌もんだす。

この人は才能が枯渇するという事はないのだろうか。
同室の友人に聞いたら「あと50年分の楽曲は確保されている・・・。」らしい。
つまり僕のような凡人が「プリンスはもう終わったな・・・・。」なんて曰うことがあったとすれば、それは50年後のことなのかもしれない。

やはり、僕のお尻の琴線をびんびん弾いてくれる音というのは、結局70年代80年代の音ということになるわけで、この80年代ド真ん中サウンドのアルバムは、ここ最近のプリンスのアルバムでは最高傑作。
前作『Musicology』は、ほとんど聴いてないです。すんまそん。

しかし、あれですな。80年代というのは素っ頓狂なダンスミュージックが全盛の時代でして、当時は嫌悪しておりました。クラブをデスコと呼んでいた時代だす。
70年代はまだ黒っぽい時代だったけど80年代はダメダメっす。
だいたいやな、ええ若いもんが、デランデランとかバニャニャラマとかでふにゃふにゃするないっちゅうことなのぢゃ。
アイアンメイデンを聴いて頭振れっ、レインボーを聴いて正拳突きれっと私は言いたい。
ピンクフロイドを聴くときはステレオの前で正座をしれっと言いたい。

こりは、僕が入り口の服装チェックで入店を拒否されたから言っているのではない。
男同士で入ろうとして「女性同伴でないとダメです。」と入れてもらえなかったから言っているのではない。

追記
この記事にスパムコメント多発だす。
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2005年4月26日 (火)

sax-a-go-go

Saxago


この写真色っぽい・・・。
なんせ、キャンディ・ダルファーはセクシーなのだ。それでいいのだ。
オランダのサキソフォン・プレーヤー。(アルトサックス)
有名なのは親父のハンス・ダルファーですよね。

その影響で10歳を過ぎた頃からスタジオ入りしてたそうな。
色っぽいうえに実力も経験も豊富なのだ。

キャンディ・ダルファー「sax-a-go-go

「あ〜〜ら、おねいさんは経験豊富なのよ〜〜♪いらっしゃ〜〜い♪」
なんて言われてみたいもの・・・。

といいつつ、持ってるアルバムは「sax-a-go-go」と「Big girl」(サンボーンと競演)の2枚だけだけど。

ファンキーなヴァイヴを体験するのだ!!

でも、なんですね。クラプトンのツアーにジョー・サンプルやスティーブ・ガット、殿下のツアーにはメイシオ・パーカー(だった?)やキャンディ・ダルファーなどなど、超大物のライブは一粒で二度も三度もおいしいんすね。

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2005年4月 2日 (土)

The Rainbow Children

Rainbow

部活です・・・。

The Rainbow Children

こちらはプリンス名義。
一転してジャジーな作り。
オープニングからスティーリー・ダン風でもあります。
気取らずセンス良くリラックス。

タイトルからして、失った子供のためのアルバムなんでしょうか。
聞き込んで良さが出てくるアルバム。ちょいと時間がかかった。
商業的成功と創りたい作品との折り合いをつけたんでしょうか。折り合いをつけるも何も天才のやることですから。
聴く側にとっては、好きか嫌いか、だけだけど。

これは、聴けば聴くほど好きになっていく感じ。
近作ですが、これからどうなっていくか興味のあるところ。

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2005年4月 1日 (金)

Gold Experience

Gold


Gold Experience

部活です。・・・・ですが、目が痒くて。
プリンスの中で今一番聴いているのがこれ。
『endorphinmachine』がやけに血が騒ぐと思ったら、この曲K-1のテーマソングなんだね。

改名宣言をして初の作品らしいです。
プリンスをロック側から見た場合、プリンス以前に成功したアーティストってジミ・ヘンドリックス以外いないんじゃないか(時代を変えるほどの大物という意味で)と思う。

あ、眠たいからもうねる。。。。
続きは明日、書こうかなっと。ほんとかな。


オープニングのヘボくてカッコいい「P Contorol」のRapでスタート。
何故にヘボいかというと、この人、黒人の(匂い)がしないんですね。

ま、聴かず嫌いだった訳です。すんません。
嫌いというか、興味が無かったんす。
ダンス・ミュージック、R&B(リズム&ブルースではなくアール&ビーの方)、ファンク、ソウル・・・。ほぼ聴かない。

ブラックロックといえば、パッと思い浮かばない。
リヴィングカラー、フィッシュボーン・・?レニクラもだすね。
キンゼイ・リポートとかエリック・ゲイルズバンドは、鼻から蒟蒻畑が出てくるほど好きだけど。これはブルーズ寄りね。
黒人もハードロックをやりたいんだと思う。市場が閉鎖されてるのかな。

そこでプリンス。あまりにも多彩すぎてロックとは言えないけど。
でも、この人はロックが好きなんだと思う。
いかにもR&Bやソウルってイメージを出しながら、随所にロックの匂いがプンプンするです。
「We March」「319」なんか微妙でいいですね。
「The Most Beautiful Girl In The World」「Billy Jack Bitch」は、いかにも・・・だけど、モータウンクラシックスのカバーかと思ったくらいですわ。

ただの紫おじさんだと思っていた昔、はじめてPVを見たとき、のギター弾きまくり姿。すげえ。
その時に認識を変えましただよ。・・・それっきりだったけど。へたれですから。

さて、このアルバム。
ロック、ファンクからバラードまで捨て曲なし。

ここまで来たら、ジミヘンと双璧でしょう。

部長〜、こんなでよろしーか。

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2005年3月 3日 (木)

Sinead O'Connor

Sinead

Sinead O'Connor 「I Do Not Want What I Haven't Got

「CALLING YOU」と来れば、条件反射のように思い出す「NOTHING COMPARWS 2 U」。
シンニード・オコナー(今はシネイド・オコナーと表記してるそうす)の1990年頃のアルバム。

実はこの曲目当てで、このアルバムしか知らんのですけど、僕にとって「CALLING YOU」と双璧を成す名曲。

シネイドに関しても、ほとんど知りませんが、音楽性よりも政治的・宗教的発言で相当バッシングを受けていました。あと、スキンヘッド・・・、で引退・・・ぐらいかな。復帰してるのかな。

アメリカのTV放送でローマ法王の写真を破り捨て「Fight the real enemy!」と叫んで大騒ぎになりました。
妊娠中絶は許されない、というカトリックの教義に対する抗議の叫びだったと記憶してますが、方法が過激すぎたですね。

その後、ボブ・ディランの30周年ライブに出演。
彼女の登場で凄まじいブーイング。演奏もできないほどの。
予定していた曲を歌わずに、ボブ・マーリーの「War」を泣きながら歌ったんだけど。
ディランは、どんな気持ちでこの状況を見ていたんだろうか。

ブーイング鳴り止まぬ中、そっと次の曲を演奏したニール・ヤング。
ライブ後、そのニール・ヤングと握手を交わしたボブ・ディラン。
少なくとも、この二人は彼女の心中を察していたんでしょうね。

・・・・その後、彼女は司祭になったというネタを拾ってきましたが、ほんまですかい?

まあ、あえて他のアルバムにまで手を出そうとは思わないけど、この曲だけは特別。

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2005年3月 2日 (水)

バグダッド・カフェ

Bagdad


公開当時から、ずーーーーっと気になっていた映画。
1987年の作品だから、18年越しというわけだす。

バグダッド・カフェ

主題歌の「CALLING YOU」は大ヒットしましたよね。
オリジナルのジュヴェッタ・スティールよりもカバーしたホリー・コールの方が有名かも。
今でもラジオから流れてきたら、目を閉じて聴き入ってしまう名曲中の名曲。

オープニングの砂埃舞う道路を歩く太ったおばちゃん。
タイトルバックに被せて流れる「CALLING YOU」。
もう、これだけで『この映画を観て良かった!』。

この無国籍風のタイトルと「CALLING YOU」で、なんか中近東のお洒落なカフェでシシカバブとかナシゴレンでも食しながら濃いコーヒーでも飲んでる映画かと思ってましたが(想像力が比較的直球でしょ?)全然違う!

舞台はアメリカ西部。
砂漠?に佇む一軒のモーテル「バグダッド・カフェ」。
そこに集う人たちは、シシカバブを食べ、ナシゴレンを食べ・・・。
いや違う!!

生活に疲れた女主人。
邪魔者扱いされながらもピアノを弾き続ける息子。
変な画家。変な刺青師。
多分みんなは『生きているだけ』の生活。

ある日、ドイツ人の太ったおばちゃん、ジャスミンがやって来た。
どちらかというと、やな感じのジャスミン・・・。


この不思議な映画、ドラマチックな訳でもなく、主人公が大活躍する訳でもない。
生きていくには不器用な人ばかり。
でも、淡々と進む物語に何故か惹きつけられる。
ちょっと切なくて、ちょっといい話。

みんなの渇いた心をジャスミンが癒す・・・でもない。
ジャスミンが、きっかけで少しずつ皆の心が開いて行く?


ただ一つ残念なのは、マジックショーがエスカレートしてお伽噺になってしまったシーン。
好きな場面だけどね。


てな訳で、わたくしwinosは、ホラーばかり観ずに、こんなん観なくちゃと心に誓ったのでした

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2005年2月20日 (日)

denka

Denka1


Prince And The Revolution「Parade:

このアルバムをセットして犬と散歩に。
なんか、映画のサントラらしいですが、さあプリンス聴くぜ!というより、僕にとっては情景を楽しむアルバム。
冷たい風に揺れる木立の間を歩きながら「パレード」を聴くおっさん。
向こうから同じく犬を散歩させている人がやってきた。
どうも若くて美人のようだ。「あら、あなたもわんわん。お茶でもいかが?」なんて想像しながら。

犬同士は遊ぼうとして、ぐいぐい引っ張るんだけど、向こうの女性は逃げるようにして去っていった。
その時のBGMが「Sometimes It Snows in April」。
寂しいよね・・・。

20年経っても色あせないところがすごい。
プリンスのファルセットボイスってカッコいいね。


Prince「Chaos & Disorder

これです、これ。
The New power Generationってことですので、バンドサウンドですね。
ワーナーとのごたごたから「嫌だけど作ってやったぜ」的で荒削りな音作りという評価らしいけど、これですよ、ふんふんっ。
1週間で作ったらしい。変態だあ。ロックのパワーは怒りなんだすね。
全曲、ぶっ飛びでカッコいいす。

「Zannalee」でも聴きながら酒飲も。

体育会系の部活は、勧誘が、きびしくって・・・
上級生になったら、楽になれるからって・・・。

殿下部へようこそ♪


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